『ガヤトリーマントラ』をご存知でしょうか?
ガヤトリーマントラ 強力なパワーのあるマントラ サイババの音源

ガヤトリーとは、マントラを唱えるすべての人にインスピレーションを与え、知性を育み、悟りへと導く『感覚』をつかさどる神のことです。
その姿は、五つの顔を持ち、微笑みをたたえ、蓮の花に鎮座しています。
五つの顔とは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と五行動器官(手、足、生殖、排泄、発声)を表しています。
それは五つの生命力を表しているといえ、私たちの内側に在るすべてを、ガヤトリーは讃えてくれています。
ガヤトリーマントラがとても人気があり、素晴らしい恩恵があると言われている所以の一つには多くのマントラがバイブレーションによって潜在意識とのコンタクトやチャクラの調整などにアプローチしているのに、ガヤトリーマントラは、
言葉ひとつひとつに深い意味と祈りが込められているからです。
言葉の意味を理解して一緒に唱えられるようになると、全ての災いを跳ね除け、幸運へと導くと言われています。
ガヤトリーマントラは、宇宙に調和をもたらすとされるほどの威力を持つマントラですが、
特に『知性の成長』には、とても顕著にその効果を発揮します。
それにより、望みを叶える方法にいち早く気づいたり、本当に必要なものを見定める確かな判断力を開花させることにつながっていくのです。
なぜ『知性の成長』かと言うと、
このマントラは、人間の脳の松果体という部位に影響を与えることが認められているからです。
松果体は、光に作用するメラトニンというホルモンを分泌させる部位です。この部位が活性化するということが、ガヤトリーマントラが『太陽神』をたたえるものであることとつながりがあるといわれる所以です。
※松果体については、you tubeでも詳しくご説明していますので
そちらをご覧ください。
またブログにもまとめていきたいと思います。
松果体を活性化する瞑想 第6チャクラ第3の目を開く
松果体は、第三の目と言われている第6チャクラ『アジュナーチャクラ』の眉間の辺りにあります。
第三の目の開眼にも何かしらの影響があり、透視能力などの特殊能力が促されることになります。
ちなみに、ガヤトリーには三つの名があり、
ヴェーダの母と呼ばれ五感を支配する女神『ガヤトリー』、
光で照らす太陽神『サヴィトリ』、
言葉を支配する『サラワティー』のことを指していて、
この三女神は常に私たちに内在しているとされています。
万能であり、唱える者やその周囲にまでも良い影響をもたらすとされ、BGMとして流すだけでも効果があるといわれる、
まさに最強の言霊です。
インドやネパールなどの国々で広く信仰されているヒンドゥー教ですが、ガヤトリーマントラはこのヒンドゥー教の聖典「リグ・ヴェーダ」に登場する太陽神サヴィトリへの讃歌の中にあるもので、「ガーヤトリー」とは8つの音節を3つ並べた韻律を意味します。
ヒンドゥー教にはこのガヤトリーマントラの他にも、ガネーシャマントラやクリシュナマントラなどいくつかのマントラがありますが、ガヤトリーマントラはその中でも最高峰かつ、最も有名なマントラと言われています。
まずはガヤトリーマントラをお聴きください。
もし、まだこの音が好きでないと感じたら
すぐに止めてもいいし、
心地よいと感じたらそのまま目を閉じて聴いてください。
ガヤトリーマントラは最高峰のマントラと言われるだけあって、唱える事によって心(精神)が活性化し、日常生活に張りが出たり、物事をポジティブに考えられるようになるなど、多種多様、様々な好転反応が得られるという事例が数多く報告されています。
[Gayatri Mamtra 108 times][ガヤトリーマントラ108回]
[波動が高い]ガヤトリーマントラ サイババ
ガヤトリーマントラの意味を一つ一つ見ていきます。
OM・・・キリスト教の『アーメン』にあたる神聖な言葉
BHUR・・『物質界』存在そのもの
BHUVA・・『精神世界』チャクラやオーラなどのエネルギー体
SVAHA・・・『天界』私たちの魂
TAT・・・日本語でいうところの『それ』、インド思想では『ブラフマン』という創造主に近い概念
SAVITUR・・・『太陽エネルギー』
VARENYAM・・祈りの心を表す言葉『たたえます』
BHARGO・・・『光や輝き』太陽神のエネルギーその輝きを認識する言葉
DEVASYA・・・『神の真理』この前で唱えるバルゴーで太陽のエネルギーが内なる存在に満ちていることが神の真理であることを表す
DHEEMAHI・・・『瞑想します』
DHIYO・・・『知性、理知』
YO NAH・・・『その私たちの』という意味になり、ディーヨー ヨー ナッで『その私たちの知性を』という文脈になる
PRACHODAYAT・・『お祈りいたします。お導きください、照らしてください』
オーム
存在 心 天 その世界のすべて
絶対的な『その存在』の エネルギーを たたえます
神の光を その真理を 深く瞑想いたします
私たちの知性に 光を与え (正しく見る力へと、悟りへと)お導きください
要約すると「私たちは絶対的な存在のエネルギーをたたえます、私たちに絶対的な心理を悟ることができますように…」という感じです。
ガヤトリーマントラが最強と言われる所以をお話ししましたが、では他のマントラとはどう違うのでしょうか?
1.チャクラの浄化作用がある
私たちは、普段無意識に、様々なネガティブな波動にさらされています。それが生を営むということであり、仕方のないことです。
しかし、感受性の強い人の場合、そのまま放置していると、心にも体にもネガティブなエネルギーが蓄積され、やがてバランスを崩し心身を病んでしまうこともあります。
ガヤトリーマントラの大きな効果は、チャクラの浄化作用にあります。
私たちの身体に7つあるチャクラは、『気』が出入りする大切な場所です。
チャクラが浄化されることによって、より『良い気』を取り入れることができるようになり、健康と平安が期待できます。
ガヤトリーマントラの出す音波は、脳の松果体や脳下垂体へ影響を与える周波数であるといわれています。
この部分は、チャクラでいうところの、第6番目にあたり、洞察力や直観力、判断力などと関連しています。
第6のチャクラが刺激を受けることによって、様々な危険察知能力が鍛えられたり、とっさの判断に良い影響を与えたりします。
2.知性を育むことが出来る
恐怖心というのは、理解できないもの、わからないもの、見えないものに対して抱くものです。
分かっていることには、備えたり出来るので少しは、恐怖心は和らぎます。
どんなマントラでも、唱えることは、瞑想と同じく、脳に対して良い影響があります。
無心になり、自分と向き合うことによって、脳を活性化することにつながります。
ガヤトリーマントラは、五感に働きかけインスピレーションを活発にして、思考力、想像力を鍛え上げてくれるそうです。
その結果として、さまざまな恐怖を払い除ける知性が飛躍的に成長し、精神が安定するのです。
3.罪が許される
大きな罪ではなくても、誰でも、一日を振り返るとちょっときついこと言っちゃったなとかあの時、こうしたら良かったな。とかちょっとした後悔はありますよね。
ガヤトリーマントラは、『贖罪(しょくざい)のマントラ』とも呼ばれ、朝、昼、晩の一日三回ずつ唱えることで、その日に犯した罪はすべて許されるとされています。
また、108回を1マラと数え、毎日3マラほど唱えると、今世も来世も幸福と健康を授かるといわれています。これは、わたしもやったことはないのでなんとも言えませんが、罪滅ぼしの為に一心不乱に唱える人もインドにはいるのかもしれません。ただ、何度も繰り返しガヤトリーマントラを流していたことはあります。
その時は、運気が好転していった気もします。
4.あらゆる危機から身を守る
私自身もそうですが、感受性の高い方や霊感の強い方は、ある特定の場所や人に近づくといわゆる「悪い気」を感じ、さらにその場所やその人の近くにいると体調が悪くなったり精神的に不安定になったりします。人でなくても場所などの経験はありませんか?そんな時に、ガヤトリーマントラを流す、または覚えていたら唱えるというのも良いかもしれません。
日本で言うところのお経みたいなイメージです。
5.夢を叶える助けてになる。
ガヤトリーマントラの最大効果である、知性の育みによって、欲しかったものを手に入れる方法、進みたかった道へのアプローチなどがインスピレーションとして湧いてくるようになります。夢に近づく為の引き寄せの効果が期待できます。
ガヤトリーマントラは唱えることでその効果を得られることはもちろん、聴くだけも効果が得られると言われています。
ガヤトリーマントラをBGMとして流おけば、ガヤトリーマントラを覚えることができる上に、自然とその効果を得られることもできて一石二鳥なので、是非試してみてください。きっとその不思議なパワーに驚くと思います。
一度、合わないなーと思っても少し経ってからまた聞いてみると唱えたくなるかもしれないので
是非ヨガをされる方もされない方もお試しくださいね。
ガヤトリーマントラを唱えることで日々の生活をポジティブに、ハッピーに出来る一つのツールと思い、是非ご興味のある方は、実践してみてくださいね。
ナマステ
ガヤトリーマントラについて解説