先日、ジャカルタのホットヨガスタジオでビクラムヨガを体験しました。
ビクラムヨガは、人生で3回目の体験でした。
ビクラムヨガ、ビクラムヨーガは、ビクラム・チョードリーが現代ハタ・ヨーガの技術をアレンジして考案した現代ヨーガの一種である。温度約40℃以上・湿度40%の室内環境、26種類のポーズ、2つの呼吸法を90分間のグループレッスンで行う。ウィキペディア
わたしのビクラムヨガ体験記(仮)
開始10分→水を買いに走る
20分→水を飲むフリをして休む
30分→水を買いに行くフリをして水3本目購入
→結局飲む全て飲みきる
40分→水もなくなり、呆然。休む。周りを見渡すと、後ろの方におやすみしてる方発見(かなり体格の良い方)因みにこの方既に上半身裸になってる
50分→目が霞む
60分→汗が凄い
70分→時計とにらめっこ→水を買いに行くフリをして
脱落
90分のうち70分しか持ちませんでした。
一言で言ってヨガじゃない。
ヨガではない。
ポーズは、ヨガポーズをします。
でも、ヨガじゃない。
心地よさとか自分と向き合うとか呼吸とかは、一切ない。
体力や精神力は、少しはあると思っていたけれど、無理。
でした。。。
でも、実はビクラムヨガを体験したのは、東京、プーケット、に続き3回目。
ヨガだと思わなければ、好きかもしれない。
ビクラムヨガはいわゆるホットヨガの始まりといえると思います。
インド人(ビクラムさん)が日本の冬にヨガを教えているときに体が十分伸びて汗をかくように部屋をあっためようじゃないか!!
と思ったところからスタートしたそうなんです。
暑いスタジオは柔軟性を最大限に引き出し、身体をよりしなやかに動かせてくれます。それだけでなく、この室温は呼吸を深くし、血流を良くし、身体を守ってくれるものです。
インドの気温・湿度を再現されているので90分で汗だくになります。
1回のクラスで750キロカロリーを消費するそうです!
これには、びっくりです。
恐らく個人差もあり、わたしは体感で200カロリーくらいかな。と思います。
ビクラムヨガはアメリカのビクラムヨガスタジオ(学校)で資格を取らなければ
開業・教えることはできないというです。
開業後はビクラムにロイヤリティーを払うシステムです。
なので全世界教え方、教えるときの用語は統一されています。
日本では日本語ですか.基本は英語です。
参考サイト
暑くするにも訳けがある!
▪ オーバーヒートから身体を守る(よくある誤解とは逆に)
▪ より深いストレッチングを可能にする為に,筋肉を保護する
▪ 身体を解毒(デトックス)する/(毒素を外に出す為に,毛穴を開く)
▪ 循環系を綺麗にするよう血液をさらさらにする
▪ より良い心臓血管をつくる為に心臓速度を速める
▪ 筋肉組織の再編成の為に,最適の状態に置く事によって,強さを増強する
▪ 力強い構造で脂質(脂肪)を再編成する
ビクラムヨガの指導方法は?
ビクラムヨガの先生は前でポーズをとりません。
すべて言葉で伝えます。これは、鏡の中の自分の姿をよく見ることからスタートするためだそうです。先生を見てしまうと、鏡の自分に集中出来ないからだそうです。
先生の声に耳を傾けて、身体を動かすことが目的です。
足の揃え方、手の上げ方からポーズ中気をつけること、ポーズを安全に効果的にとるためのアドバイス、修正、すべてを言葉で伝えられます。
ビクラムヨガは、なぜ90分?
ビクラムヨガは、老若男女問わず、怪我や病気になって身体に不調を抱えていたとしても、ヨガを行ってもよいと医師から了承が出ているならば、万人が出来るヨガのプログラムとして作られたものだそうです。
背骨には神経が通っており、全ての内臓の働きも司っています。ホリスティックな視点で考えて、部分だけを整えるのではなく、心身全てを含めて最高の状態を作り上げるには、背骨が鍵になります。
安全に効果的に背骨の強化、矯正を行うためには、十分に温められた背骨の状態を作らなければなりません。
同じポーズは2回行うことにより、その効果を発揮します。1回目で、身体の準備が整えられ、2回目は、さらにポーズを深める為だそつです。2回ポーズを行うために90分が最短になる為、90分と決められています。
(ビクラム先生のインタビュー記事)
参考サイトhttp://www.bikramyoga-japan.com/about.html
1946年インド・カルカッタ生まれ
3歳のときにヨガを始め、5歳のときに、彼のグルであるビシュヌ・ゴーシュ先生のBishnu Ghosh’s College of Physical Educationに入学。毎日少なくとも4~6時間心身を鍛練し学ぶ。
13歳のときから3年連続でNational India Yoga championshipとなり、無敗のまま引退。
17歳のとき、ウェイトリフティングの事故で膝に怪我を負い、ヨーロッパの医師たちに二度と歩けるようにはならないと宣告されてしまう。事故でつぶしてしまった膝を治せるのはゴーシュ先生しかいないと、ゴーシュ先生の学校に戻り、ヨガに励むことで6ヵ月後、膝を完全に回復させることに成功。ゴーシュ先生は、科学的にも慢性疾患を治療し、心身を癒すヨガの効力を形にした有名なPhysical Cluturist。
その後、ゴーシュ先生に支援されインドでいくつかの学校を開校し、全身や内臓を強化し、病気を予防し、老化を防ぐ2つの呼吸法と26種類のポーズを組み合わせた効果の高いメソッドを開発。
1970年2月にビクラム先生はビシュヌ・ゴーシュの指示で日本にヨガ教室を開く。寒い時期の日本のスタジオにストーブを持ち込むと身体が温まってよく伸びるということに気付いたビクラム先生は暑いスタジオでヨガを行うという手法を編み出す。これがホットヨガ・ビクラムヨガの原型となる。
ビクラム先生は数多くの著名人や当時の首相田中角栄氏の体調を整え、アメリカのニクソン大統領の膝を治療し、市民権を授与され本格的に渡米。米国ビバリーヒルズにBIKRAM YOGA college of Indiaを開校。ハリウッド女優達に支持され、世界中にヨガ・ブームを巻き起こした張本人として、ビクラムヨガ40周年を迎えた今もビクラムヨガの指導に励んでいる。
現在、ビクラム先生の認定を受けたスタジオは世界60カ国で1,500以上。
また、科学者とも協力して、乳がん等に対するスクリーニング技術(マイクロスコープ)を開発し、多くの命を救うことにも心血を注ぐという一面もある。