福島民報のニュースからです。
以下引用
岡山大医学部の神谷厚範教授(細胞生理学)と福島医大医学部付属生体情報伝達研究所生体機能研究部門の小林和人教授(59)らの研究チームは、がん組織内に自律神経が入り込み、増殖や転移を促進しているとの研究結果をまとめ、八日付英科学誌「Nature Neuroscience」電子版で発表した。自律神経の操作により、がんを抑制する新たな治療法の開発につながる可能性があるという。
自律神経は脳からの命令(電気信号)を臓器に伝え、働きを調節するケーブルの役割を担う。ストレスなどで活発化する交感神経と、リラックス時に盛んに働く副交感神経がある。疫学ではストレスががんの進行を早めるとされるが、がん組織に自律神経がどう入り込み、どう作用するかは未解明だった。
研究チームは人の乳がん組織を分析し、がんの増大に伴い自律神経ががん組織に入り込むことを発見した。患者約三十人のがん組織を解析した結果、交感神経の多い人は、少ない人に比べて術後の再発や死亡率が高い傾向をつかんだ。
さらに、遺伝子を操作して局所の自律神経機能を調節する技術を確立。乳がんを移植したマウスに同技術を使い交感神経を刺激すると、がんが増殖して転移も増えた一方、交感神経を除去すると増殖や転移は抑制された。
がん治療は手術や抗がん剤、放射線治療が主だが、抵抗性を持つがんも多い。神谷教授は「ストレスを軽減し、心を平穏に保つことががん予防・抑制に役立つことを示す結果。神経を操作する新たな治療法につなげたい」としている。
研究には福島医大から小林教授、加藤成樹講師(41)が参加した。がん組織に入り込んだ交感神経に的を絞り遺伝子を注入し、機能を調節する特殊技術(ウィルスベクター)を提供し、研究の成功に協力した。小林教授は「脳分野の研究で培った技術でがん治療という異なる分野に貢献できたことは意義がある」と語った。
と言うニュースを見つけました。
ストレスを軽減し、心を平穏に保つことががん予防・抑制に役立つことを示します。
ストレスを軽減することがガンの進行を食い止めるという研究結果です。
ストレスの根源は、
人間関係、お金、健康の悩みの三つに多く分類されると言われています。
その中で健康に関する悩みは自分ではどうすることも出来ないこともあります。
心の健康は、どうでしょうか?
お金もかからず、精神を健やかに保つには
マインドフルネス瞑想をオススメします。
「マインドフルネス」の根本は、「今、ここ」で起こっていることをそのまま受け止めるということです。
周囲のことや、自分自身のこと、何を感じているか、何が見えているか、何が聞こえているか、すべてを、ありのままに受け止める。
大切なのは、ジャッジしないこと。
起こることに善悪をつけないこと。
自分にも災害や苦しみ、全てにおいてもです。
これはいいとか、悪いとか、決めつけるのではなく、ただ、ああ、今このようなことが起きてるなー。
今、自分はこんな気持ちでこんなことを感じているんだなーということを、ありのままで受け止めます。
マインドフルネス瞑想をするのは、自分自身のためです。
バランスのとれた、ジャッジしない、目線を養う為にも。
ストレスがあったら息を吐き出しながら、
肩の荷をどさどさーっとおろしていきましょう。
今日も素晴らしい一日に感謝です。