月礼拝とは?
月礼拝は、しなやかで伸縮性のある女性らしい筋肉を作ることのできるヨガで、ポーズとしては横の動きになるのが特徴です。
ヨガが発祥したころ、ヨガは修行僧である男性のためのプログラムでしたが時代の変化とともに、女性もヨガに取り組むようになり、その女性の心身に合わせたシークエンスが月礼拝です。
月礼拝には毎月の生理や出産に効果のあるポーズが多く、生理、出産のつらさを緩和すると言われています。
満月の日に行ったり、夜に最適です。
月礼拝に入る前に、瞑想によって月とのつながりを深め、内側に意識を向けておきます。
ポーズからポーズへ移るときに伝統的な月のお祈り「オーム ソーマヤ ナマハ」を繰り返して唱えることもおススメします。
水の中で動いているかのように、ゆっくり動いてみてください。
ゆっくりと深く呼吸しながら、
土台を安定させて
体を開いていきます。
月の満ち欠けのように、変化を受け入れ
ありのままの自分も受け入れていきます。
月礼拝は、しなやかな心を養うシークエンスでもあります。
満月の夜はウミガメだけでなく人間も出産率が上がります。人間は右脳左脳への情報伝達経路が普段と逆転するので注意力が散漫になったり感情の起伏があったりするそうです。
私達の身体は70%が水分です。
潮の満ち引きにも関わる月の満ち欠けが、私達の身体に影響していきます。
肝臓、膵臓、腎臓、胃腸、脂肪、筋肉、肌、脈、などなど、我々の内臓や身体を表す漢字はほとんど「月」という漢字を含んでいます。
満月の夜は、私達の心と身体に普段とは違う影響を及ぼします。
また満月でなくても、心身の落ち着きが欲しい時や夜には横の動きのシークエンスでゆっくりとポーズをとるというより流れるように動いてみましょう。
ゆっくり動くので二回くらい繰り返すだけでも
じわーっと体がポカポカしてきます。
さあ、月のお祈り「オーム ソーマヤ ナマハ」を繰り返して唱えましょう。