ピンチャマユーラアサナはヨガでは逆転のポーズと言われる分類に入り、頭と足が逆さまになるポーズです。
逆転のポーズをすることで、脳の活性化、リフトアップや頭部への血流増加、腸整作用、不眠症の解消、自律神経を整える、肺や呼吸器官の強化、ストレス解消、鬱予防にもなります。
ピンチャは”羽を広げた”という意味になり、マユーラが”孔雀”という意味になります。
ピンチャマユーラアサナは”羽を広げた孔雀のポーズ”です。
ポーズのやり方
壁を使うバージョン
1
壁に向かって、床の上に手のひらと前腕をついたダウンドックになりましょう。
指先を壁の近くににまっすぐ置きます。
前腕は肩幅にして平行にする。
2
片方の膝を曲げて強く蹴り上げます。
何度かケンケンをするような形で練習をします。
蹴るときに息を深く吐くようにします。
呼吸を止めないようにします。
3
体幹がまだないと感じたのであれば、まずはヘッドスタンドを長くキープする練習やプランク、チャトランガ・ダンダーサナといった強さを養うポーズを練習しましょう。
体感が出来てきながら、練習した方が近道です。
4
徐々に1分くらいホールドできるようになります。降りるときには、注意深く降ります。
ここで、怪我をしてしまう場合もあります。
肩を沈ませないように気をつけてください。
吐く息で片脚ずつゆっくり下ろします。
5
チャイルドポーズで休みます。
上がったら、肘と肩と腰、そして踵まで一直線になるように調整します。
足を真っ直ぐにするのが基本ですが、開いた方がバランスが取りやすければ、どちらでもok!
ピンチャマユーラアサナは楽しみながらやるのがコツです。
注意点
💡シルシャアーサナ、サルヴァンガアーサナが
できるようになってから行いましょう
💡背骨がある程度柔らかく、強くないと、危険を伴います
💡練習方法が安全か危険の判断は、分かりづらいので、最初は、必ず指導者のもとで、練習するのをオススメします。
💡キープ中は、腰をそらせすぎない
腰椎を痛めないように、しっかりバンダをかける
💡点ではなく、線を意識します。手のひらや前腕でしっかりと床を押す
💡背中をゆるませない
💡体幹が崩れると、倒れやすくなる
💡ひじとひじの距離が遠くならないように
💡ハの字にならないように
💕ポーズの完成ばかりにこだわらず、それぞれの身体の部分を良く観察し、マインドと身体の状態が整ったとき、ポーズもついてきます。
しかし、
中級アーサナの練習ばかりに囚われず、日々の瞑想や基本の練習が大切です。
ナマステ